値下げして、売り切る
夕方は売れ行きを見ながら値下げをして、売り切りをめざします。この「見切り」は、仕入れから販売までの8つの工程のひとつです。廃棄した量も、管理表に記録しています。
COMPANY
環境への取り組み

生鮮を扱う店にとって、環境への取り組みは特別な活動ではなく、毎日の仕事そのものです。作りすぎず、値下げをして売り切る。包装を減らす。トレーと紙パックを店頭で回収する。改装に合わせて、照明と冷凍機を省エネルギーの設備に替える。そのうえで、自社で開発した統計と計算の仕組みを使い、「どれだけ作り、どれだけ仕入れるか」の見込みの精度を高めて、食品ロスを減らしています。こうした取り組みをSDGs(持続可能な開発目標)に照らして整理し、ひとつずつ、数字で確かめながら続けています。
全従業員が日々の業務のなかで環境への意識を持ち、法令を守り、地域の自然と食の資源を守る活動を続けます。
代表取締役社長 村上文俊
生鮮の各部門では、日々の廃棄を管理表に記録しています。
代表取締役社長 村上文俊

夕方は売れ行きを見ながら値下げをして、売り切りをめざします。この「見切り」は、仕入れから販売までの8つの工程のひとつです。廃棄した量も、管理表に記録しています。
惣菜の包装資材を見直し、使う量を減らしています。
2003年にエフピコとトレー回収の覚書を結び、発泡トレーの店頭回収を続けています。2024年に改装した芦屋店には、トレーと紙パックの回収ボックスを置いています。
店舗の改装に合わせて、照明をLEDに、冷凍機をインバータ式に替えています。2024年4月の芦屋店の改装で導入しました。
食品ロスを減らすいちばんの近道は、売れる量を正しく見込んで、作りすぎないことです。パル・ヤマトでは、自社で開発した仕組み「Pal-DX」で、来店客数を統計で予測し、売れ行きを毎日計算して、「予測する・計画する・売り切る・記録する・確かめる」の流れを回しています。
店ごとに、天気予報・曜日・祝日・地域の行事と、過去の来店の実績から、来店客数を統計で予測します。
予測を毎朝の売上の報告で各店に届け、惣菜の製造や生鮮の発注の量を考える目安にしています。
夕方は売れ行きを見ながら値下げをし、その日のうちに売り切ります。
日々の食品廃棄の量を記録し、取り組みの効果を数字で確かめます。
予測と実績のずれを毎日記録し、計算の方法の改良に生かします。前日の売れ行きも毎朝計算し、次の計画に生かします。
店ごとに過去の来店の実績を分析し、曜日、月、祝日とその前日、地域の行事やセール、雨の量や暑さ寒さが、それぞれ来店をどれだけ増やし、減らすかを数字で見積もっています。これらを組み合わせて、その日から1週間先までの来店客数を毎日計算し、毎朝の売上の報告で各店に届けています。
予測と実績のずれを毎日記録し、精度を確かめています。天気予報も、複数の予報を実績と照らし合わせて、この地域でいちばんよく当たる予報を選んで使っています。祝日やセールの扱いなどを見直しながら精度を高め、過去の実績で確かめたところ、予測と実績の差は平均でおよそ6%でした(2026年7月)。大きく外れた日は、AIも使って原因を探ります。
前日の売上を、店・部門・時間帯ごとに前の週と比べて計算し、いつもと違う動きを毎朝の報告にまとめます。ほかの店では伸びているのに伸びていない部門や商品も、計算で拾い出します。売れ行きの変化に早く気づくことで、その日の製造や発注の量を見直せます。報告の文章のまとめには、AIも使っています。
週ごとの販売計画の資料をAIで読み込み、日ごとに「その日に見ること」へ整理しています。何を、どれだけ、いつ並べるかを売場が迷わず決められるようにし、必要な分だけをそろえる売場づくりを支えています。
生鮮の各部門では、日々の廃棄を管理表に記録しています。2027年に予定している基幹システムの切り替えに合わせて、品目ごとに記録し、予測や発注の見直しが廃棄を減らしたかを、数字で確かめられるようにします。
これらの仕組みは、自社で開発しています。集計や資料づくりを仕組みに任せ、人の時間を、売場とお客様のために使えるようにすることも、ねらいのひとつです。
エフピコとトレー回収の覚書を締結。店頭での回収を続けています。
芦屋店の改装で、照明のLED化とインバータ式冷凍機の導入を完了しました。
天気予報と過去の実績をもとに、店ごとに来店客数を統計で予測する仕組みの運用を始めました。
前日の売れ行きを計算し、毎朝の報告にまとめる仕組みを始めました。
予測が外れた日の原因の分析と、販売計画の整理に、AIを取り入れました。